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執筆者の写真加藤亮太

予習ばっかりで、大丈夫?

 こんにちは。カトウ塾塾長の加藤です。


 先日いただいたお問い合わせに、

「復習はやらないんですか?」

 とのご質問がございました。


 当塾の授業は、ホームページで謳っているとおり、予習メインです。

 季節ごとの講習も、予習メインです。 


「予習ばっかりで大丈夫?」

「復習しないとうちの子はついていけないのでは?」

 ・・・という不安のお声だと思います。


 自分で「予習」と言っておいて、おかしいのですが、

 そもそも、学習を、「予習」と「復習」とに、単純に分けることはできないのです。


 「予習」というと、

 たとえば中2数学、1学期後半か2学期のはじめに「連立方程式」があります。

 これを当塾では1学期の中間が終わったら速攻でせめます。

 そして一気に連立方程式の基本は習得してもらいます。(レベル0~レベル6まであるプリントを全員が全部合格を目指します)


 この予習、学校でまだやっていない時点では、一見「予習」ですが、

 やることすべてが新しいわけではございません。


 連立方程式は、

 例えば、

 2x+3y=10

x-2y=-4

 といったような二つの式を使って、文字xとyの正体をあばくわけですが、

 その過程では、


 ① 正負の数の計算(中1初期)

 ② 文字と式(中1初期)

 ③ 方程式(中1中期)

 ④ 式の計算(中2初期)


 以上4つの考え方をフル活用します。これはどれも過去に習った範囲です。

 

 学校の授業でまだそこまでやってないので、たしかに「予習」ではあるのですが、

 いままで習った手段・考え方を使って解くので、じっさいは「復習」も兼ねるのです。

 

 いってみれば、

 連立方程式がボスだとすると、

 いわば、これまで手に入れてきたアイテムを駆使して、ボスに挑むような状態です。


 こうしたことは、国語・数学・英語といった科目で多く見られます。

 積み重ねがモノを言う科目というわけです。


 そこで、成績を上げるには、テストを、つまり、ボスを何度も倒す練習が必要です。

 ボスに何度でも挑める環境を提供できるのが、当塾のような小さい塾の役割かと思っております。

 何度でも挑む、ということは、何度も負けていい、ということです。

 負けて当然。何度でもフォローします。

 そして何度でも挑んでもらって、いつか、ついに倒すときがくるのです。


 以上のことから、

 当塾は「ボス級なのにまだ学校がやっていない範囲にどんどん挑戦して倒す」

 =「予習メイン」を打ち出しております。


 もちろん、現在のような定期テスト間近では、その対策のために全時間を費やしますが。



 

 また、こちらこそ真実なのかな、と思うのですが、

 気分的に、予習のほうが楽しい

 んです。

 復習は「苦戦した自分に戻る」という作業なので、あまり気が進まないのかもしれません。

 ちょっと先、周りの皆より少し先に立っている、という事実は、刺激的で楽しいのでしょう。楽しいほうが、やる気も集中力も鋭くなり、理解も深まります。

 予習で連立方程式に挑む生徒たちの目つきは、輝いていました。



 ただし、週1の授業だけでは無理な場合もございます。

 上の例で言うと、初めて連立方程式を解こう!となった段階で、「ぜんぜんわからない」でまずはいいのですが。

 その度合いによっては補習を課しています。

 たとえば、③「方程式」だけがわかっていない、というのなら、補習は必要ないでしょう。すぐについてこられます。

 しかし、①「正負の数の計算」の時点でわかっていない、という場合は確実に補習です。中1からのすべてが抜けている状態なので、授業以外にもがんがん補習してもらい、授業の進度に食らいついてもらいます。



☆新規塾生募集中です☆

 当塾は、小5~中3の新規塾生を募集しております。

 入塾ご検討に際しまして、まずは【授業体験】のご利用をお願いいたします。

 6月14日までの日程をご予約ください。

 現塾生の定期テスト対策に集中するため、6月15日~26日は【授業体験】の受付を一旦ストップさせていただきます。恐れ入りますがご了承ください。

 

カトウ塾 公立中学生のための学習塾 

葛飾区東水元5−4−20 ハイツセザンヌ101

Tel 03-6875-2942

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