こんにちは。加藤です。
育児・教育本を読みました。
女子率高めのカトウ塾として
勉強するために読みました。
10歳までの娘さんのお母様には、いいかもしれません。
ハッとさせられたのは、
「競争させるのは逆効果」
というところ。
当塾では
ついつい
競争原理を取り入れて、
番付表のようなものを作ったりしてしまっていましたが、
女子は、
それは嫌なんだ、ということ、
なんとなーーく
かんづいてはいましたが、
初めてハッキリと言い当てられた感です。
あおりすぎないよう、気をつけます。
反省。
で、
その理由が、
これがまた面白い、
なるほど、
というところなのですが、
「女子はすでに競争意識が高く、
常に競争している」
ということ。
「競争に疲弊している人に、
さらに競争をあおるのは、
よすべき」
なるほど。
(いっぽうの男子は自分のことばかり考えているので、
周りの人が競争を焚きつけないと、
意識も動かない、
ということです。
たしかにそうかもしれません)
そして自分を分類化する。
キャラクターや、
仲良い友達グループといった
スクールカースト的なものに、
自分を類型化して、当てはめる。
その属した「自分の分類」のなかで
ビリになるのだけは
いやだ、
という心理がある、とのこと。
あるある。
わかります。わかります。
他にも、
女子特有の思考回路に際しての、
対処法が、網羅的に記されていて、
なかなか読み応えのあるものでした。
ただ、
正直申しますと、
この一冊で、
あまりに網羅しようとしすぎていて、
話の焦点が何なのか、
私はよくわからなくなってしまいました。
(家庭が大事!とか
各科目の勉強法への言及、
とか、
いずれも気になるトピックなのに、
ちょっと中途半端)
溢れんばかりの作者の思いゆえでしょう、
情報混雑気味なのは。
ただ、
著者の塾への勧誘(間接的な)が多すぎるのと、
中学受験前提は・・・
ウーン。。。。
※塾生の保護者様へ無料で貸出いたします。
おススメ度 ★★☆☆☆ (5点中2点)
読了時間 2時間ほど
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