寒い冬、
栄養を蓄えつつ、じっと、その時をまつチューリップ。
冬期講習を受ける生徒の姿は、さながら、冬越えのチューリップ!
冬休み後、学校が始まる頃、日を浴びたチューリップたちは、開花していくはずです。
(チューリップにしては早咲きでしょうが)
きっと、
中3生こそ、大輪の花を開かせることでしょう!
ところで、
当塾の季節講習は、通常授業の延長でしかありません。
「季節講習ならでは!」ということをしないのには、わけがあります。
①知識が個別包装されることを防ぐ。
特別感のある講習では、学んだことが、「これは講習でやったこと」
というレッテル貼りがされがちです。
レッテル貼りされた知識は、脳内で個別包装されます。
(たとえが込み合って申し訳ございません)
もちろん、個別包装された知識は、ほかの知識とは隔絶されます。
いざ使うべきときにも、包装の包み紙を解かなければ、その知識は出てきません。
これは、講師にも、陥りがちな悪手で、
いずれ授業中に
「これは講習でやったところだからできるよね!?」
と言ってしまう。
いや、個別包装させたのは、あなたでしょう……という話です。
無責任な話です。
②講習後に、「通常授業に戻る」という負荷を防ぐ。
いったん進んできた道を、
「ここまで特別な道でした。
では、元の道に戻りましょうね!」
と言われて、元の道を探すも・・・
・・・あれ、どこだったっけ?
もと来た道に、雪やホコリが積もっていて、その地点を見失ってしまう。
これは大変ありがちな話です。
そもそも、勉強というのは、一本の長い道をずーっと突き進んでいく、積み重ねが大事です。
あっちへ寄り道、こっちへワープ、
などしていては、混乱します。
③当塾の授業は、毎回、特別だから!!!
これが一番言いたかったのです。
毎週同じことの繰り返し、ということは一度もありません。
なので、季節講習は、「通常授業の延長」という位置取りをしています。
講習期間は、ただ単に、長い時間勉強できるチャンス、
でしかありません。
勉強をするスタンス、
その本質は、淡々としているものです。
以上、当塾の季節講習への考え方でした。
冬期講習、お疲れ様でした。
さあ、
受験に向かって、
学年末考査へ向かって、
大いに花を咲かせましょう!
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