塾生保護者さまへお渡ししている「カトウ塾だより」を共有いたします。
塾生保護者さま各位
カトウ塾 加藤亮太
月一発行
カトウ塾だより2022年3月20日号
今月のトピック
☆2022年度入学
高校入試が終了しました。
長い戦いは終わり、中3生たちは卒業していきました。
全員、頑張り抜いてくれました。所属する全生徒の入学先が下記の通り、決まりました。
(なお、ブログやチラシ等での公開はいたしません)
どの高校に行ったか、外から見れば結果がすべて、かもしれませんが、それぞれの生徒に、簡単には語りつくせないドラマがありました。
高校入試は、ただの通過点です。これからの時間の過ごし方にこそ、価値があります。今後もそれぞれが人生のドラマを続けていくことにこそ、価値があります。
卒業生へは、幸多かれ、とお祈り申し上げます。
☆春期講習 3月28日~4月2日
春期講習がスタートします。
期間中の営業時間は10時~22時となります。(11時50分~15時30分を除く)
通常授業の続きとなり、先取りを進めます。短期集中で、理解・定着を深めます。
また、この講習中も自習室は22時まで開いております。もし学校の宿題等出ていましたら、自習室を利用して、早急に終わらせてしまいましょう。
☆5月の予定
5月はゴールデンウィークがございますが、例年、定期テスト直前となり、基本的には、通常授業か、あるいは、学校によってはテスト対策期間となります。
(せっかくの長期休暇なのに、と、毎年、教育委員会に文句を言いたくなるものです……)
お待たせしてしまい恐縮ですが、5月のスケジュール表は、各学校の年間スケジュールが揃い次第のご案内となります。
以下、学年別の指導内容のご報告・個人別のご報告が続きます。
新・中学1年生
国語……
語彙力のトレーニング、文章読解、月1の作文練習をしています。
文章読解では中学生レベルの問題を扱い始め、ものの見事に、全員正答率が下がりました。
母国語を扱う国語という科目だからこそ、一番頭を使うことになる、単純な方程式のような問題などない、ということを痛感しているはずです。文章自体も、意味内容に深みがあるものも増えます。
学校の授業では同じ文章を長きに渡って攻略していくわけですが、塾の国語では、毎回新しい文章を読み解きます。数をこなし、経験を積んでいくことが、読書量を増やす、という意味でも、国語で他人と差をつけるために、必要です。
「なんとなく」ではなく、「どう考えてもこれしかない」、と思えるほど、自覚的に解答する。そうした態度を、鍛えていきます。
数学……
正負の数の理解から、計算へと進みました。
テストを毎週課しています。不合格の場合は課題に来ていただいています。
新中1から入った生徒さんから、「勉強しに行ってもいいですか」というおうかがいが、なんと全員からありました。すばらしいです。テストに合格するため、自己研鑽を磨く。素晴らしい姿勢です。
すでに小学生クラスで馴れている生徒には、量を課し、定着度をさらに上げていただきます。
英語……
英単語テスト、レベル別の日本文英訳を進めています。
単語テストに不合格だった生徒には、「次回までに覚えてきてね~」などとはしません。
授業時間内に覚えてもらい、再テストを行っています。覚えていない子を逃がしはしません(笑)
一番進んでいる生徒さんは、中1の英語文法をほぼ完全網羅しようとしている状態です。
レベル別の日本文英訳は、春期講習いっぱいまでで一旦ストップし、以降は中学教科書内容へ入ります。
理科社会……
理科の中学範囲を進めています。まずは生物です。
小学校の理科と比べて、覚えていくことが細やかであることと、言葉が難しいことを実感しているはずです。そして、すべて、高校入試で問われるものです。役に立つものです。
覚えることを軽視せず、覚えることから逃げずに、今のうちから万全を期していきましょう。
新・中学2年生
国語……
語彙力の強化、文章読解、作文練習を行いました。
なお、3月20日現在、受講生がいらっしゃらず、授業は行っていません。
国語は受講後即点数が上がりやすい科目ではないので、お早めのスタートをおすすめいたします!
数学……
学年末考査後、中2範囲の先取りを進めています。現在、連立方程式に入りました。
この1学期は計算がメインとなります。複雑化していきますが、馴れてしまえばこちらのものです。
順位アップのチャンスです。テストも連発いたします。
ガツガツと、貪欲に参りましょう。
英語……
学年末考査後、中2範囲の先取りを進めています。「未来形」を終え、「接続詞」へ入りました。
今まで単純な文でしたが、「節」という概念で、文と文とがつながっていきます。より、リアルな文を読めるようになります。難しさも増しますが、本格的な文章を読むことができる技能でもあるので、その面白さもあると思います。
中2英語は、百鬼夜行、とたとえたいくらい、文法のバリュエーションが多彩に襲い掛かってきます。
どんどん先取りし、馴れてしまいましょう。
理科社会……
受講生がいらっしゃいません。
理科社会は、各生徒さまの状況によって始めどきが異なるかと思いますが、点数が落ちた時は、ギリギリセーフの始め時かと思っています。
もし、迷っている等ありましたら、ご相談くださいませ。ご検討のほどお願いいたします!
新・中学3年生
中3になると、学校の同級生も塾に入る割合は上がり、差はつきにくくなります。
それすらもはねのけて差をつけるべきです。よって、1回1回の授業はより重みを増します。学校よりできるだけ早く進み、できるだけ大量の問題を解いていただきます。より強くなっていただきます。
国語……
新中3のはじめ、まず都立の過去問を解きました。今の段階で解けるのは国語だけ、ということもありますが、まずは頂上には何が待っているのか、とにかく知っていただくために行いました。結果はボロボロになるだろう、と想定して。
しかし、それにしても、なかなか良い点をとった生徒さんがいました。それも複数名。
その生徒さんたちは、ずっと当塾の国語を受講していたメンバーでした。
いままで難しい文章をたくさん読解してきた蓄積によるものでしょう。
今後、中3~入試レベルの文章読解をメインに、作文特訓も併せて進めてまいります。
数学……
学年末考査後、中3範囲を先取りしています。
「展開」「因数分解」と進みました。テストも厳しく行っています。
春期講習中に「平方根」に馴れていただくことを目指します。
中3は、定期テストの点数をいかに上げるか、にかかっていますが、1学期は、100点を目指していただきます。
英語……
学年末考査後、中3範囲を先取りしています。
「現在完了形」をひと通り終え、テストを行いつつ、「分詞」へ入りました。春期講習中に「関係代名詞」を終える予定です。ここまで終えられれば、高校入試は受けることができます。
講習後は、学校の教科書内容へ入っていきます。あえて通らずに来た、こまごまとした文法をつぶしつつ、教科書本文の和訳をしつつ、定期テスト対策へと移行していく予定です。
ただ、やはり英語は言語なので、「関係代名詞」まで理解してしまえば、難しい長文をできるだけたくさん和訳し、馴れていただくことが一番です。長文和訳は、入試の前日まで続けます。
いかに自力で和訳できるか、入試で得点源にする鍵を握っています。
また、スピーキングテストの対策をスタートした生徒さんもいらっしゃいます。
スピーキングテスト対策パッケージのお申込みは随時行っております。ご検討に際してご不明点等ございましたら、お気軽におっしゃってください。
理科社会……
学年末考査後、理科の先取りを進めています。
複雑な理屈が絡み合う化学ですので、理解が深まるようじっくり進めています。
春期講習では化学範囲を終えられる予定です。以降、定期テスト前以外は、先取りに重きを置きます。できるだけ早く、中3入試範囲の、とくに大きな分野となる、「化学(イオン)」「生物(遺伝)」「地学(天体)」「物理(力学)」これらをクリアしていき、社会も含めた入試対策へ移ることを目指します。
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