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執筆者の写真加藤亮太

カトウ塾だより 2023年7月20日版

塾生保護者さまへお渡ししている「カトウ塾だより」を共有いたします。






塾生保護者さま各位

カトウ塾 加藤亮太

月一発行

カトウ塾だより 2023年7月20日号




今月のトピック


☆1学期期末考査、完了。そして、課題。


大事な期末考査が完了しました。

結果、中間考査から比べると約7割の生徒が成績アップ、または、上位層(上位20%)の維持、を果たしました。

「中学入学以来最高の出来」という生徒も複数名いらっしゃいました!

とくに中3生徒においては、学校の先生を大いに驚かせ、評価アップを期待できるところか思います。


しかし、3割の生徒は成績がダウンした、ということも事実です。

見逃せません。その子たちは、シンプルに「勉強量不足」。

……つまり「逃げた」と、当塾では考えます。そう考えるしかなく、生徒には、さらなる努力を要求していくことが当塾の役目と考えます。全力で努力する、ということは大変なことですが、その大変さを超えないことには、成績は上がりようがありません。


そこで、次回テスト対策では新しい仕組みを始めます。

 

それは、新しい学習レポートです。今までと違って、日々のコミュニケーションを含むものにします。

(社会人の仕事でいうところの、「SFA(営業支援ツール)」にあたるものとなります)

 いままでは「テスト点数アップのためにしたこと」という報告書を日々提出してもらっていました。

 これは、「たくさん報告できるよう、勉強の量アップを促すもの」というのが第一目的で、学習内容を時間帯ごとに書いてもらうものでした。

が、書いてくれたことへの私からのリアクションはほぼ生まれない、ということが問題点でした。

私からのより強い促しがあれば、もっと努力できた子もいたのではないか。あるいは、今努力できている子をより十分な努力を促すこともできたのではないか。


 新しい仕組みについて、現時点で考えていることは下記のとおりです。



 

「カトウ塾 相互コミュニケーション学習レポート(仮)」概要


○ 各生徒さん専用のファイルを用意。塾にて保管。


○ テスト対策期間は、塾に来たら自分のファイルを持って自席へ。(中3生は自席にて設置)


○「このテスト対策期間で、何をどこまで進めたか。いつ解き終えたか」現況が一目でわかるものを1ページ目とする。


 →このページを毎日、更新してもらいます。解き終えた日付も記入してもらうことで、勉強の速度がわかるものとなります。


○ その日の勉強終了後、プリントに「今日進めたこと」「5教科何点とれそうか」「自己評価ひとこと」を記入する。


 →簡単に済ませられるようなフォーマットを作ります。ファイルとともに毎日提出してもらいます。


○ 上記プリントに「カトウから一言」を記入します。(進みが遅い場合はここで促します)


○ 翌日、テスト勉強に来たら、ファイルを開いて、「カトウから一言」をチェックし、勉強スタート。


○ テスト期間終了後、内容はスキャンし保護者様へ共有します。


 →このことをあらかじめお伝えすることで、より緊張感のある勉強期間となるはずです。





☆塾内テスト不合格時の補習 やり方を変更


 これまで塾内の確認テストでの不合格時の補習は、「塾へ来て、大量に解きなさい」といったものがメインでした。

 これは「不合格の生徒は単に努力不足。勉強量が不足しているからそこを補う」といった考えからです。


(中学の勉強で、「いくら考えてもわからない」ということは、ほとんど発生しません。ほとんどの生徒さんは、学校の授業であれ塾の授業であれ、「一時的にはわかっている」はずです。では、どうして子供によって差が出るのか。それは「一時的な理解」からの、「永続的に定着」する、その度合いの差です。その日はわかった気がしても、翌日にはわからなくなってしまう。よって、「大量に解いて、定着させる」という方法が王道となります)


 その考えから、補習を行ってきましたが、中にはテキトーに済ませる子がいる、ということが問題でした。これはいけない、ということで、やり方を模索していましたが、「全部正解するまで帰れない」というルールが一番である、ということがよくわかりました。


 逆に言えば、「全部正解すれば、帰れる」ので、解く気合も違ってきます。


 今後は、この方法をとっていきますので、帰り時間が予定の1時間半を超える場合もあるかと思います。その場合には連絡いたします。ご了承ください。


☆夏期講習が始まります。中3生徒の過ごし方。


夏期講習のお申込みいただきありがとうございました。

8月、スタートします。

中1・中2に関しては、部活と勉強の両立を、健康的に継続できることが一番の目標、と思います。

中3に関しては、「地獄の夏期講習!」となるほどに勉強することが大切です。「地獄には、こんなことが待っていますよ」ということをお伝えします。

基本的には、「毎日自分にご褒美を与えられるよう、少し無理をする日々」を目指します。


 

○ 午前は、解く量重視でハード

朝なので、私もみなさんも元気です。スッキリした脳は、吸収力も最強かと思います。 よって、ビシバシと進めていきます。テンション高く、かつ、冷静に、量をこなしていくことになります。

○ 休憩時間は12時10分~14時00分、と長め

この間、塾の中では教室ではモーツァルトをBGMにリラックスタイムとしています。

持参したお弁当やコンビニのお弁当を自分の机で食べた後、まだ1時間以上は残っているはずです。

30分ほど突っ伏して、寝てしまい、起きたら、炎天下散歩してくる、というのもアリかもしれません。

時間が余ったら自習時間にあてても良いでしょう。

勿論、いったんお帰りになり昼食をとっていらっしゃるのも、気分転換にもなり、良いかと思います。

なお、加藤はウロウロしています。質問も受け付けます。



○ 理科社会は3時間授業

  3時間も講義をするのか、というと、そうではなく、3時間、テストに挑み続けます。

  理社合わせて全20回分のテスト(100点中80点合格)が、受講者の皆さんの課題となります。

中1・中2の全範囲です。試験範囲があり、その勉強を完璧にすると、テストには受かるはずです。

  全クリアを目指していただき、クリアが早かった人から、プレゼントも用意しております。

  クリア後はまた別のテストがスタートします。


  単に「覚えよう」や、単に「解こう」といった「木を見て森を見ず」の勉強法ではなく、持ち得る知識と技術をいかに発揮できるか、を訓練します。

  このテストに合格するための頭の使い方が、どうやら入試に効くようです。


○ 授業がすべて終わったら・・・

  授業が終わると18時40分。(塾は21時20分まで開いています)ここからは自由ですが、おすすめは1時間でも自習していくことです。

そして、勉強するなら、「理科社会」が良いです。

  翌日、授業時間内でスムーズに合格できるよう備えると良いです。イメージとしては、授業時間後、自分の机にそのまま残る、ということです。



○ 体を動かしてストレス発散を

  そして、良い眠りのためには、体を疲れさせることも大切です。

ストイックな勉強のために自分を追い込みすぎると、目が冴えて、「眠れない」ということに陥ってしまうこともあるはずです。部活もないので、体を動かす機会は激減します。

  そこで、毎日、自主的に運動をすることをおすすめします。

  理想は、暑さも緩むころ、夜のランニングです。(防犯上、どなたかの同伴が必要となりますが…)

たとえば、19時30分頃まで塾で勉強し、帰宅後、夕食をとり、21時からランニング。21時半に帰宅

できれば、22時頃には寝る体勢をとることができそうです。


あるいは、YouTubeで「家でできる HIIT」と検索いただくと、たくさんの効果的な筋トレメニューが

出てきます。家にいながらにして5分~10分程度でできるので、そちらもお勧めです。



○ ご褒美タイム

毎日、自分にご褒美を与えられると良いです。

一日がんばったことを自認し、ご褒美を自分に与えることは、明日の活力へとつながります。むろん、適度であることが肝心です。過剰なご褒美は、自己嫌悪の始まりです。時間を決めて、好きなことをする、ご褒美タイムをとると良いです。 生徒の皆さんへも「自分にご褒美をあげられないようだったら、まずい、と思って」と伝えます。




以下、学年別の指導内容のご報告・個人へのご報告が続きます。





中学1年生 


国語……

語彙力強化・文章読解。

様々な単語に触れ、様々な文章に触れ、考える、ということをたくさんしています。


数学……

 「方程式」の計算はクリアし、テストを連発しています。

あえて「方程式の利用」を飛ばし、(考査が近づく、8月末までとっておきます)すでに「比例・反比例」に入っています。難分野であるので、丁寧に、かつ、「ぜったいついてきて!」「わからないことあったらすぐ言って!」と注意しながら、着々と進めています。

夏期講習で「比例・反比例」をメインで扱います。




英語……

 期末考査後、淡々と新しい文法分野を進めています。

 夏期講習中、UNIT4からUNIT8までを何周できるだろう、と楽しみにしています。


理科社会……

 受講者がいらっしゃいませんので報告はございません。






中学2年生


国語……

語彙力強化・文章読解。

様々なタイプの文章に触れ、その場限りの問題演習ではなく、「どう考えると正答にたどり着くのか」正答のための思考ができるよう、本質的な学習を目指しています。


数学……

難分野である「一次関数」に突入しました。「一次関数」との格闘は続きます。

夏期講習では大量の問題を繰り返し解くことで定着を図ります。


英語……

期末考査後、先取りを再開しています。「不定詞」「助動詞」は網羅しました。

夏期講習ではさらに「比較」へと進み、中2の基本的な文法の定着を図ります。


理科社会……

 覚えることの多い生物分野をどんどん進めています。

 難分野「気象」については、二学期に行う予定です。ここから、中2はどんどん難しくなり、また同時に、楽しさも感じられるはずです。





中学3年生


国語……

語彙力強化・文章読解。

様々なタイプの文章を読解しています。

夏期講習より、受験モードへ突入する予定です。



数学…… 

 期末考査後、先取り済みの「二次方程式」へ。「二次方程式の利用」を飛ばしつつ、「二次関数」まで先取りできています。

夏期講習では終盤まで、受験モード。入試で点数を取るための分野に特化します。


英語……

「分詞による修飾」「関係代名詞」を先取り完了しました。

 夏期講習では、受験モードへ切り替えます。大量かつ速度を重視した長文読解と、リスニング特訓の日々がスタートです。

 

理科社会……

塾で学ぶ最後の中3分野である、「運動・力学」を学習中です。

 夏期講習では中1・中2分野に特化し、入試得点力を強化します。


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