top of page
執筆者の写真加藤亮太

カトウ塾だより 2024年11月20日版

塾生保護者さまへお渡ししている「カトウ塾だより」を共有します。






塾生保護者さま各位

カトウ塾 加藤亮太

月一発行

カトウ塾だより 2024年11月20日版





今月のトピック



 「みん英」の不合格者の補習のやり方を変えました


当塾の英語授業で、最も生徒たちから嫌われているであろう、「みん英」。教科書での重要単語はもちろん、文の形までをも叩き込むことができ、英語力上達のためにとても良いテキスト。


定期考査が近づくにつれ、試験範囲と目される範囲について、毎週テストを行っています。


これまで、不合格者の補習は、「別日に塾に来て、次回のテスト範囲をひたすら書き写す」というものでした。約60~90分程度かかるこの補習で、次回テストで合格できる生徒さんもいました。


が、合格に結びつかない生徒さんもいたことも、事実でした。


これはどうにかしなければならない。もっと危機感を持って、取り組んでもらえる方法は……


それは、もう、

「再試する」「合格できるまで帰れない」

に尽きます。


期末考査が間近のころではありましたが、アルバイト講師の協力のもとなら、再試の運用が可能であることもわかりました。


なお、再試は「一文字たりともミスをしてはいけない。ただし1ページの45%の分量を範囲とする」という厳しくありつつも、「よし、やってみよう」という気になる量で行います。


今後も、改善の余地を模索していきます。



 

 都立入試本番まで、あと90日


都立入試の本丸である、2月21日の「学力検査」まで、残り90日程となりました。

3か月。この間、中3生の学力は、まだまだ上がります。


12月、1月、とぐんぐん伸びて、志望校を変えた例を何度も見てきました。そして、合格し、報告にいらしたときの、キラキラした笑顔を何度も見てきました。


合格すれば、すべてが報われます。苦労も、努力も、「すべてやってよかった」と報われます。

当塾は、努力・苦労・努力・苦労・努力……中3生にはこの積み重ねを、求めます。

 

さて、では実際に何をすべきなのか。

 

11月25日(月)から始まる「受験生自習」。


中3生徒は、通常授業とは別に、土日以外の毎日、自分の机での強制自習が課せられます。

年内は2時間以上、年明けから3時間以上。これが2月20日まで続きます。

 

やっていただく優先事は、基本的には以下の通りです。

 

第1位 理科・社会 


一度上がると、下がりにくい科目です。

また、労力に比例して最も上がりやすい科目が、理社です。

最優先に手を付けるべきでしょう。

 

理社受講者には、常にさまざまな過去問を解いていただきます。ミス・勘で解いたものを、直すことに重きを置き、

「解説を読んだら次こそ解ける問題→A」「解説を見ても分からない問題→B」

に分類してもらい、Aを含めた点数を算出。

その点を目指していただきます。(3年ずつ2周します)

また、通常授業では毎回社会のテストをします。

インプットとアウトプットが3:7になると、効率が高まると言われています。

その比率を目指します。



第2位 数学


80点を狙いやすい科目です。最低61点は、必ず獲れるので、死守していただきます。

日々、ルーチンワークとして、コツコツとたゆまず精度を上げるべきです。

 

数学受講者には、毎日、61点分の問題を、私とのコミュニケーション用の封筒にて、授受し、解いていただきます。

授業では、過去問・予想問に取り組みます。

 

第3位 英語


労力に比して、最も点数が上がりにくい科目が、英語です。100時間勉強して、10点も上がらないでしょう。

だからこそ、「毎日必ず1本は、英語長文に触れる」ということが、重要です。コツコツ続けることが、じわりと実力になっていきます。また、理社同様、一度上がれば下がりににくく、コンスタントに90点以上を目指せる科目でもあります。

 

英語受講者には、「長文和訳」を、夏期講習スタートから課題としています。中間・期末で、いったんストップしていたこのルーチンを、再開してもらいます。

「一日一長文」を「受験生自習」で実践していただきます。

 

第4位 国語

最も頭を使う科目です。大事なのは「解説」になります。

授業での解説を聞いて、「ああ、こう考えるのか」と、気づく。

この繰り返しで、正答への回路を作っていただきます。

こればっかりは、自習に期待することはできず、授業に出ていただくしかありません。

 

 

残り、90日。3か月。サザエさんが12回。


この間、悔いの無い生活ができるかどうかが、勝負となります。


また、もはや中学の内申点とは、言い方がキツイですが、いわば無関係な状態となります。


よって、生徒の皆さんにとっては、完全なる個人戦です。

自分の人生のために、自分の実力を遺憾なく発揮できます。やりがいのある仕事が始まったのです。

 

心理学者・哲学者のウィリアム・ジェームズ氏の有名な言葉

「苦しいから逃げるのではない。逃げるから苦しくなるのだ。」

 

この言葉に対して

「そんなことは、とっくにわかっている。やるしかない」というのが、当塾生です。

どんどん攻めていただきます。


 

以下、学年別の指導内容のご報告・個人へのご報告が続きます。

 


中学1年生 


国語……

作文訓練・語彙力強化・文章読解。

様々な単語に触れ、使い、様々な文章を読み考える。「頭がよくなる」チャンスとしています。

また、「説明力」のトレーニングも行いました。



数学……

 各校の試験範囲に見合った、期末考査対策に特化しました。学力向上の効率が良い、テスト形式も意識的に取り入れました。

 期末考査後は、図形に入っていきますが、当塾の授業の存在意義として「知識的問題」や「簡単な作業問題」はあえてパスします。学校の授業やテスト対策期間の勉強で、難なくこなせるようになれるはずですし、当塾の授業を受けたからといって「今勉強したことを2月20日頃の学年末考査まで、覚えていられる」ということは期待できないからです。

 よって、あえてこの図形分野の難関となる、「おうぎ形」「立体図形の表面積・体積」に即手をつけ、冬期講習を通してさらに理解を深めていきます。

 

英語……

 各校の試験範囲に見合った、期末考査対策に特化しました。学力向上の効率が良い、テスト形式も意識的

に取り入れました。

 期末考査後、1学年の残りの文法にどんどん先取りを進めます。夏期講習でもタッチしていない範囲にも

足を踏み入れていきます。

「現在進行形」「一般動詞過去形(規則変化)」「一般動詞過去形(不規則変化)」「BE動詞過去形」「there isの構文」「過去進行形」など、目白押しです。

 また、冬期講習明けまでに「不規則変化動詞の一覧表」を完全に覚えることを課題とし、毎回テストをし

ます。冬期講習明けでも合格できていない生徒は、講習明け、毎日再試をしに来ていただく予定です。

 

理科社会……

 期末考査の範囲に特化しました。

 期末考査後、物理「光・音・力」に進んでいます。

 とくに「光」では、知識ではなく、適切な作図能力が問われます。たくさんの作図を特訓し、苦手な子も多い分野を、得意分野とします。

 

 

中学2年生


国語……

語彙力強化・文章読解・作文特訓。

期末考査明け、中3が取り組む都立模試の過去問を解いていただきました。いきなり偏差値60超えする子もいて、とても良い刺激になったかと思います。

 

数学……

 証明問題を白紙で書く特訓をしつつ、期末考査の範囲に特化しました。

 期末考査後、続く図形のさまざまな証明問題をこなしていきます。

 また、冬期講習では「確率」も取り扱う予定です。

中2のこの時期から、数学は忙しさを極めていきます。

 

英語……

 各校の期末考査の範囲に特化しました。

期末考査後、「比較」を。そして、中2最難分野の「受け身」に進みます。

そのため、動詞の不規則変化表を完全に覚えていただく必要があります。毎回テストをしていきます。

冬期講習の終了までに合格しきることを期限とし、しきれない生徒は、講習後、毎日再試に来ていただく予定です。


理科社会……

 各校の期末考査の範囲に特化しました。テスト形式であることを意識しました。

 期末考査後、「電気」分野を進めています。

 中学理科で最も難しいところでもあり、また同時に、もっとも面白いところでもあります。

 面白さを実感できるよう、促しつつ、特訓していきます。

 


中学3年生

 

国語……

都立入試の対策を進めていました。

期末考査後も、さらにそれを推し進めていきます。予想問題も取り入れます。

 

数学…… 

 期末考査の範囲に特化しました。特講も行い、内申点アップを目指しました。

 期末考査後は、完全に入試モードにシフトチェンジします。

 入試に必要な技術である「円周角」「三平方の定理」をすみやかに学習し、過去問を解ける状況になり次第、過去問・予想問をこなしていきます。


英語……

 期末考査の範囲に特化しました。特講では、「みん英」の先取りテストも行い、期末考査の点数最大化を図りました。

 期末考査後は、完全に入試モードにシフトチェンジ。

 まだ触れていない分野「仮定法」を学習した後、過去問を解ける状況となります。

 数学同様、過去問・予想問をテスト形式で行っていきます。

 

理科社会……

 理社ともに、期末考査範囲に特化しました。

 期末考査後は、授業がメインではなく、「受験生自習」での過去問学習がメインとなります。

 授業では社会のテストを行い、すべて合格した人から帰れる、というシステムで行う予定です。

5教科合計点をこの理科社会が支える構造になることを目指します。



以下、各生徒対象 保護者様向け 特記事項

(※お子様向けに書いてはいません。お取り扱いにご注意ください)

閲覧数:23回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page