4コマ漫画「レッツゴー」 第7回
- 加藤亮太
- 2019年2月27日
- 読了時間: 2分

美しいもの、おいしそうなもの、面白いもの、そういったものの写真を撮り、SNSでシェアする、っていうのは、これ、私・カトウも大好きで、どこか観光地やイベントなどに訪れても、気づけばその被写体探しに躍起になっている、というありさまで、もはやシェア中毒。その中毒をさらに加速させるのが、そういう風にできているという状況もありますよ。「映え」ポイントや、ハッシュタグが設定されていたり、撮影後シェアすることでようやく完結するようにできているイベントがもはやふつうですから、もうこの毒から抜け出せる気配がありません。いいじゃないか。
シェアする行為は、美徳とも言えると思います。感動を分け与えたい! より多くの人に分配して、共有したい! これは美徳の面もある。
ただ、シェアする行為の最大の目的は、果たして他人との感動の共有なのか? と考えると、ちょっとあやしい。ニュース記事ですが、所詮、自分をより良くみせたい、美しく、あるいは面白く、他人から見てほしいがためが、つまり、承認欲求の達成が第一の目的ではないか・・・・・・というのです。
「インスタ映え」になぜ奔走 共通する「情報共有」、「承認」欲求(産経ニュース2017.9.4) https://www.sankei.com/life/news/170904/lif1709040008-n1.html
と、まあ、古いニュースをひっぱりだして理屈っぽく分析してみたところで、さかしらな情報を、また鬼の首を取ったように共有(シェア)してみせる、恥知らずとはこの私、と宣伝せしめて懲りないのでありました。しーん。
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